「国連の歩みを回顧すると、安保理の改革を今こそ断行しなければなりません。」石破茂総理は、24日午前(日本時間)、アメリカ・ニューヨークで開催された国連総会の一般討論で、安全保障理事会の改革を強く訴えました。

石破総理は、安保理が十分に機能を発揮できていない最たる例が、「(常任理事国の)ロシアによるウクライナ侵略だ。」と指摘し、常任理事国・非常任理事国の拡大が必要だなどと主張しました。

また、パレスチナをめぐる情勢についても、イスラエルによるガザへの地上作戦の拡大が、「飢饉を含む既に深刻なガザ地区の人道危機を著しく悪化させるものだ。」として、断じて容認できないと非難し、作戦の即時停止を求めました。