学校の教室が笑いに包まれました。
古典芸能に親しんでもらおうと、宮崎市の小学校で落語教室が開かれました。

24日は、宮崎市の小戸小学校に、日向市出身の落語家、桂 歌春さんが訪問しました。

歌春さんは、6年生の児童50人を前に、落語のもととなった芸が江戸時代にできたことなどを解説し、実際に落語を披露しました。

このあと、児童たちは、歌春さんから事前に出題されていた「あいうえお作文」を発表。作文のテーマは「は・な・し」です。

(児童の発表)
「はるのあと なつあつすぎて しにかける」

さらに、歌春さんのレクチャーを受けて「小噺」にも挑戦しました。

(児童)
「一人なのにいろいろな役をやっているように感じさせるところがすごいなと思いました」
「落語はどんなものなのかを詳しく知られたし、何より楽しいなと、おもしろいなと思いました」

主催した宮崎市民プラザは「今回の落語教室をきっかけにさまざまな文化芸術に興味を持ってもらいたい」としています。