中学生が地元の伝統漁法を学びました。
宮崎県延岡市の秋の風物詩で300年以上前から伝わる漁法「鮎やな」について学ぶ催しが開かれました。
これは、アユを食べる機会が減っている子どもたちに、伝統漁法の「鮎やな」を知ってもらおうと、延岡市の桝元フードシステムズが市内のすべての中学校を対象に実施しているものです。
このうち、24日は、延岡中学校の3年生およそ80人が参加。
延岡市水産課の職員からアユの生態や漁獲量、それに「鮎やな」が300年以上続く漁法であることなどの説明を受けました。
このあと、さっそく、生徒たちにアユの塩焼きやアユ飯などの料理がふるまわれ、地元の秋の味覚を味わいました。
(生徒)
「思っていたよりさっぱりしていて、とてもおいしかった。(アユの授業は)めずらしくて、新しい体験ができてよかった」
「いろんなアユの取り方を教えてもらったりしてすごく学べたし、伝統的な料理なので、これからも食べていきたい」
延岡市の鮎やなは、来月下旬に設置される予定で、鮎やなの近くにある「かわまち交流館」では、来月1日からアユ料理を味わうことができるということです。
注目の記事
物価高対策は実現する?「地方交付金」「年収の壁」「5年で100万円増」…自民党総裁選 5人の政策を比較【Nスタ解説】

「腹が立つ。行く気持ち失せた」"奪われた"万博チケット...誰かが不正ログイン→勝手に譲渡されていた!博覧会協会は『返金・再交付できない』警察への被害届は『受理されない』

服にくっついてイラッ「ひっつき虫」の世界 対処法は?実は“あの製品”開発のヒントにもなっていた

「亡くなっても家族を助けてくれている」奥能登豪雨1年 中3・喜三翼音さんが家族に残した“生きる源”

「つらかった過去にひとつの区切りを」小倉美咲さん行方不明から6年 母親が献花台を閉じる 山梨・道志村

蚊は“世界で最も危険な生き物の一つ” 涼しくなってこれからピークに 昼間に活発なのは「やぶ蚊」夜に活発なのは「いえ蚊」刺されやすい人の特徴は?就寝時の対策は?
