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今回のテーマは、最近になってまた注目を集めている、水道の「みやぎ型管理運営方式」です。

この方式は、宮城県が2022年に導入した“官民連携”の事業方式です。
そこで、今回は、「みやぎ型」の仕組みをおさらいしていきます。

「みやぎ型」は水道の事業の“民営化”ではなく“官民連携”

「みやぎ型」は、浄水場や水道管など、水道に関わる施設は県が所有したまま
県内9つの上水道、工業用水、下水道の事業の“20年間の運営権”を一括して民間企業に売却するというものです。
水道事業を行う国からの認可は、県が受けているので、事業の責任も県が負うことになっています。

施設の所有は県、事業の責任者も県ということで、あくまで「民営化」ではなく「官民連携」ということです。