気象庁は24日午前3時、日本の南の海上に台風20号が発生したと発表しました。
新たに発生した台風20号は、日本のはるか南の海上を時速20キロの速度で西へ進んでいます。
24日9時現在の中心気圧は996ヘクトパスカル。最大風速23メートル、最大瞬間風速は35メートルとなっています。
台風18号、19号、20号の今後の進路

台湾やフィリピンで大雨をもたらした台風18号は非常に強い勢力で中国大陸へ上陸しようとしています。
日本のはるか東海上をゆっくり東進中の強い台風19号は、今後やや迷走するものの、最終的にはそのまま太平洋を北上する見込みです。
24日に発生した台風20号は、西に進みフィリピンの方へ向かうとみられています。
このため、現時点ではいずれの台風も日本に直接の影響はない見通しです。
今月の台風発生数 平年を上回るペース
9月の平年の台風発生数は5個。
今回の台風20号で今月の台風発生数は6個となり、平年を上回るペースです。
日本の南海上は今後も対流活動が活発な状態が続く見込み。まだまだ台風シーズンは続きそうです。
RKB毎日放送 気象予報士 横尾槙哉