青森県弘前市の高照神社で行われた宵宮。
2025年の“豪雪”により甚大な被害を受け、クラウドファンディングなどで修繕を目指すなか、神社を身近に、そして地域の賑わいにするための試みです。
「ヨーヨー釣り」や「くじ」など縁日で楽しむ子どもたち。
高照神社で20日に行われた「NEO宵宮」です。『NEO』には、建物や文化を未来に残そうという思いが込められています。
あいにくの雨の中でも600人を超える人々が訪れ、賑わいを見せました。
会場では、キッチンカーや屋台が並んだほか乗馬体験も行われ、歴史ある神社でのイベントを満喫していました。
訪れた人は
「あいにくの雨ですけれども、子どもたちが楽しんでるみたいでよかったです」
「(高照神社が)なくならないでほしいので、こういう祭りとかも開いて、維持していけたらなと」
会場では、地元の小学生が作った御朱印の台紙販売もされ、自分の作った台紙を探しに来る子どもたちの姿もあり、宵宮を秋の思い出として胸に刻んでいました。
訪れた子どもは
「自分で作った御朱印の台紙を見にここに来ました。お友達とかいて、すごく楽しいです」
高照神社運営検討委員会 葛西修造 会長
※葛西さんの「葛」の字のなかは正しくは「ヒ」になります。
「ぜひ守っていきたいし、(修繕のための活動を)これからも継続的にやらないといけないので、その一環として、こういう場の提供をして、未来永劫に、こういう貴重なものを守っていきたいなと思っております」
高照神社を全て修繕するための総工事費は5億9000万円としていて、葛西さんは未来に残していくために協力を呼びかけています。