「ポスト石破」を決める、今回の自民党総裁選。物価高対策や党の改革などをめぐって論戦が交わされます。
国会議員1人1票の「国会議員票」295票と、全国の党員・党友による「党員票」295票のあわせて590票で争われます。ここで過半数に達した候補者が新総裁となります。

選挙の行方を左右する党員票。投票権を持つ対象者は、2年間、党費を納めた党員や党友とされています。全国には91万5000人あまりいて、福島県内はおよそ1万1700人となっています。党員票は、党本部が一括で集計して、その結果をドント方式で295票に配分します。

1回目の投票で過半数に達しなかった場合は、1回目の投票の上位2人による決選投票が行われます。国会議員票295票に加え、各都道府県連にも1票ずつ振り分けられます。
各都道府県連の1票に関しては、上位2人のうち党員投票で得票数が多かった候補者が獲得します。最終的に得票数が多かった候補者が当選し、新総裁となります。
