三重県四日市市の大雨から10日。水に浸かる被害を受けた地下駐車場に、車の所有者が入り被害の確認が始まりました。

車内に響き渡る警報音。車は水しぶきを上げて場内を進みます。9月12日、四日市市中心部にある「くすの木パーキング」は、記録的な大雨で地下2階は天井まで水没し、地下1階は約1メートルまで浸水しました。

この時、地下2階に車を止めていた人は…

(車の所有者)
「『地下だから駐車場やばいよ』って人がしゃべっているのを聞いて慌てて見にいったら、車がプカプカ浮いていて、それを見て『終わった』と思った。何も考えられない状態でしたね」

駐車場の運営会社によりますと、水に浸かった274台のうち、22日午前中までに9割を超える254台の所有者が特定されたということです。