―献花台を片付け終わって、気持ちの変化は?
小倉とも子さん:
正直ここに来るまで自分がどういう思いになるのかを想像することができなくて、ただ、ここに集まってくださった皆さんが、美咲や私達家族に思いを寄せてくださってることに本当にありがたいなと心から感謝することができて、美咲が天国で私達を見守っていてくれているということも改めて実感することができたので、一つ辛かった過去に区切りをつけようと思うことができました。
片付けてるとき、たくさんの方の思いが集まっていたので、きっと1人だったらできなかったと思うんです。
ただ、一緒に一歩踏み出してくれる(家族や)仲間や友人がいたので、1人じゃないし、みんなと一緒だったら前に進んでいけるかなっていうふうに思いました。
―報道をみていた人たちに伝えたいことは
小倉とも子さん:
山梨県のキャンプ場に来たことで、私達の人生が大きく変わってしまいました。
ただ、山梨県の皆さんが本当に優しく温かく接してくださって、たくさんの方の思いがあったから今このときを迎えられたと思っています。本当にありがとうございました。

小倉とも子さん:
ただ、当時美咲に何があったのか、全く何もわかっていません。
美咲の無念を晴らすためにも、親として、皆様のお力をお借りできないかと再度ご協力をお願いしたいと思っています。
どうか、当時の記憶を呼び戻していただいて、また今、美咲に関わる話をしている人などがいたら、また情報提供を寄せいただけたらありがたいです。ご協力よろしくお願いします。