最高裁が「違憲状態」と判断したいわゆる一票の格差是正のため、2016年の参院選から「鳥取・島根」と「徳島・高知」の合区選挙が導入されました。

しかし、合区選挙区では、導入前と比べ投票率が低い水準で推移し、徳島県は、3回連続で全国最低となるなどその弊害が指摘されています。
また、全国知事会は、合区した県の間での利害対立の他、人口減少対策や地方創生など国政の重要課題に対し、人口の少ない地方の実情が反映し難くなるなどとしています。
全国知事会はこの日、国会の他、与野党などに対しても同様の要請活動を行いました。