鳥取市の国勢調査の調査員が、市内で預かった調査票1世帯分をなくしたことがわかりました。
鳥取市によりますと、調査員は10月6日か7日の午後、担当している鳥取市鹿野町内の世帯を訪問し、記入済みの調査票を入れて糊付けで封がされた茶封筒を預かり帰宅しました。
調査員は11月7日、鳥取市鹿野町総合支所を訪れ、回収した調査書類を提出しようとしたところ、この茶封筒がないことに気が付きました。
調査員と市の職員は、なくした可能性がある調査員の自宅や担当区域内を探しましたが、茶封筒はみつかりませんでした。
なくしたのは、高齢の女性一人暮らしの世帯の調査票で、氏名や男女の別、生年月日、職業などが記載されていました。
鳥取市は、この世帯を訪問して紛失を謝罪するとともに、警察に遺失物届けを出したということです。
鳥取市は、個人情報が記載された調査書類の厳重管理を徹底するよう、改めて調査員に指示しました。














