青森県は19日、10月から試験的に行う小児科のオンライン診療の概要を明らかにしました。

小児科のオンライン診療は県が10月1日から県内全域で試験的に行います。
対象は18歳以下の子どもで、発熱や咳など緊急性が低い軽度の症状に限り、受診が可能です。
保護者が県の専用サイトに名前や症状、保険証の情報などを入力すると、ビデオ通話で診療を受けることができ、診療後に指定した薬局へ処方箋が送られます。

診療時間は土日祝日を含む、毎日午前6時から午後8時まで。
医療費は3割負担分を一度支払う必要がありますが、市町村に申請すれば全額還付され、実質無料で受診できます。

都道府県単位でこうした取り組みを行うのは全国で初めてで、県は2026年4月からの本格実施を目指しています。