霧島連山で発見された植物が、新種であることが確認されました。
花びらが薄紅色でまるでガラス細工のような幻想的な見た目の植物。
こちらが今回、新種と発表された、ツツジ科ギンリョウソウ属の植物「キリシマギンリョウソウ」です。
「キリシマギンリョウソウ」は、1998年に県総合博物館の黒木秀一さんが霧島連山の大浪池登山道で発見。
世界に分布し、これまで1種のみとされていた「ギンリョウソウ」とは、花の色などが違っていたため、神戸大学や県総合博物館などが共同研究したところ、開花時期の違いやDNA解析の結果などから新種であると判断しました。
(宮崎県総合博物館学芸課 黒木秀一課長)
「博物館で色々これまで調査してきたことが、こういう形で発表することができて正直よかったと思います。今後、博物館での色んな活動で紹介していけるといいなと」
県総合博物館では「霧島山を代表する植物になる可能性がある。見かけてもそっと見守ってほしい」としています。
注目の記事
党4役が辞意表明も石破総理は"想定内"? “総裁選の前倒し”迫るも…「やるもやらぬも茨の道」 自民党が向かう先とは【edge23】

「3行超えたら威圧感」「その絵文字は怖い」令和7年のSNS作法 あなたはついていける?「インスタは顔にモザイクがカワイイ(*´ー`*)」え??【原田曜平教授も解説】

“ママアスリート”の先駆者・寺田明日香選手 葛藤と挑戦の日々【報道特集】

「すごく運転がうまくて憧れた」中学時代からの夢、バス運転手へ 19歳デビューは県内初 地域の足支える若き担い手に期待 富山

年金の「強引徴収」で経営危機に陥る運送会社...20人以上の運転手解雇 『社員が横領』犯罪被害で厚生年金の猶予を申請...年金事務所は「猶予する理由がない」原因は職員の"勉強不足"か

なぜ“懲役8年”なのか…時速194キロ死亡事故 「その数字が頭の中をぐるぐる」遺族の静かな怒りと控訴審への思い
