佐世保市に工場を構える精密機械などの製造企業が佐世保市少年科学館に非接触型のディスプレイを寄贈しました。

寄贈したのは神奈川県に本社を置きことし6月、佐世保市に工場を構えた株式会社ツガワです。精密機械の製造などを手掛けるツガワが科学館に設置したのはー

(久富アナ)「目の前のディスプレイ、画面が浮かび上がってきました。直接触らず…お、反応しましたね。」

新型コロナの拡大に伴いツガワが開発した非接触型のディスプレイ「空中浮遊ディスプレイ」です。
操作画面を空中に表示させセンサーで手の動きを検知。画面に触れることなく操作することができます。

(宮島 佐世保市長)「不思議な感覚です。すごい技術だなって思いますね。子どもたちにこういった素晴らしい技術があるということを紹介させていただくと同時に、こういった技術というものを学んでいただくような、未来を創ってくれるようなそういった子どもたちがたくさん出てくれればなというふうに期待します。」

(ツガワ 駒田義和 社長)「使っていただいて、モノづくりの楽しさだとか新しい技術への興味だとかですねそういったものをもっともっと促進していっていただければお渡しした甲斐があったと嬉しく思います。」

ディスプレイの設置は神奈川県、岩手県に次いで全国で3県目で、ツガワは、子どもたちにたくさん触れてほしいと話しています。