2025年1月、福島県郡山市のJR郡山駅前で、酒気帯び運転の車に大阪府の受験生の女性(当時19)がはねられ、死亡した事故で、裁判員裁判の判決公判が17日、福島地裁郡山支部で開かれた。争点だった危険運転致死傷罪の成立は認められ、被告の35歳の男に、懲役12年の実刑判決が言い渡された。
危険運転致死傷と酒気帯び運転の罪で判決を受けたのは、郡山市の無職・池田怜平被告(35)。判決公判の法廷に、池田被告は黒いスーツに青い無地のネクタイという姿で現れ、直立したまま前を向き、裁判長の判決文の読み上げを聞いた。
