今年6月に起きた熊本県宇城市のコンビニ強盗事件で罪に問われた男に対し、熊本地方裁判所は拘禁刑3年の判決を言い渡しました。

判決を受けたのは、熊本市南区城南町の無職、長田健児被告(49)です。

判決によると、長田被告は今年6月9日午前3時ごろ、宇城市松橋町のコンビニに押し入り、店員に包丁を突きつけて「金を出せ」「強盗だぞ」などと脅迫し、現金約10万円を脅し取った罪に問われていました。

9月19日の判決で、熊本地裁の鈴木和彦裁判官は、長田被告が携帯電話料金を支払うために強盗に及んだ動機を「短絡的」と指摘し、「包丁を突きつけ脅した悪質性は軽視できない」と述べました。

一方で、「計画性があったとは言えない」として、拘禁刑3年の判決を言い渡しました。

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