9月末の閉園を発表している札幌の民間動物園「ノースサファリサッポロ」について、札幌市が18日、建物の撤去状況を確認しました。
三國谷浩司記者
「午前9時8分です。札幌市の職員たちがノースサファリサッポロに入っていきます」
札幌・南区にあるノースサファリサッポロでは、市街化調整区域での無許可開発が問題となっています。
18日、札幌市の職員などが2時間かけて施設内を回り、建築物の撤去状況を確認しました。
札幌市開発指導課・坪田修一課長
「閉園という節目もあるので、現時点でどれくらい除却が進んでいるのか確認したかった」
5月の検査以降、建物は15棟減ったものの、依然118棟が残っていることがわかりました。
運営会社は、建物について、2029年末までに全面撤去するとしています。