今年1月21日、福岡市早良区にある飲食店の金庫から現金約100万円を盗んだとして、同じ日に系列店から約135万円を盗んだ疑いで逮捕されていた32歳の飲食店元社員の男が再逮捕されました。

男は事件後に失踪し、別の会社で働いていたということです。

窃盗の疑いで再逮捕されたのは福岡市中央区に住む会社員・松信智士容疑者(32)です。

松信容疑者は1月21日午後3時24分から3時28分までの間、早良区西新で焼肉やもつ鍋、しゃぶしゃぶなどを提供する「西新初喜本店」の店内にある金庫から売上金約100万円を盗んだ疑いが持たれています。

当日、被害に気付いた店の関係者が「従業員がいなくなっている。売上金が盗まれた」とと警察に通報して事件が発覚。

警察が防犯カメラの映像を調べるなどの捜査を進めた結果、松信容疑者の関与が浮上したということです。

警察によりますと事件当時、「西新初喜」の社員だった松信容疑者は金庫の鍵を保管している場所を知っていたとみられていて、事件後に失踪し、現在は別の会社で働いていたということです。

取り調べに対し、松信容疑者は「間違いありません」などと話し、容疑を認めているということです。

松信容疑者は、同じ日の午後2時ごろ、系列店の「西新初喜西新プラリバ店」で金庫から約135万円を盗んだ疑いですでに逮捕されていて、今回が2度目の逮捕となります。