2025年に採れる主食用のコメの品種別作付面積は、「まっしぐら」が3万4200ヘクタールと前の年を3400ヘクタール上回り、全体の8割を占めることが青森県のまとめで明らかになりました。
「まっしぐら」は、前の年に比べて3400ヘクタール増えた、3万4200ヘクタールで、作付け全体の8割を占めているということです。
「はれわたり」は、前の年と比べて400ヘクタール増えた6600ヘクタール。一方で、「青天の霹靂」は280ヘクタール減って2000ヘクタールとなりました。

また、県はコメを出荷した生産者に対してJAが仮払いする概算金が上乗せされたことについて国に適切な対応を求める考えを示しました。
県農林水産部 成田澄人 部長
「概算金目安額の上昇に伴う小売価格の過度な・急激な高騰は、消費者のコメ離れや輸入米の増加につながることが懸念されます。国には生産者・消費者双方にとって納得できる価格となるよう、かじ取りをお願いしたい」

JAは「生産者概算金」について、「はれわたり」と「まっしぐら」の目安額を3万円として過去最高を更新しています。