西日本は猛暑、熱帯低気圧による南風が原因

熱帯低気圧が日本の南から暖かく湿った空気を送り込む一方、日本の南に停滞する高気圧が本州付近に張り出します。このため、西日本から東日本では晴れて気温が上昇し、猛暑日となる所が多くなる見込みです。熱帯低気圧の間接的な影響による厳しい暑さとなるため、熱中症など健康管理に厳重な注意が必要です。

北日本では強風や高波にも注意

熱帯低気圧の接近に伴い、気圧の傾きが急になります。このため、北日本では17日にかけて強い風が吹き、海では波が高くなるでしょう。北海道では13メートル前後の強風が予想され、波の高さは3メートルに達する見込みです。強風や高波に十分注意してください。

南西諸島は熱帯低気圧周辺の雨雲に注意

南西諸島では、熱帯低気圧の周辺を回る暖かく湿った空気の影響で、断続的に雨雲が流れ込む見込みです。雷を伴って激しい雨の降る所があるため、17日にかけて落雷や突風、急な強い雨に注意が必要です。