「落亀」の読み方は? イシガメのすみかはどこ?

看板は20センチほどの大きさで2つ設置されています。職員の手作り。斜面からカメが転がり落ちる様子が可愛らしいイラストで描かれています。ユーモア溢れる看板は、見る人の心を和ませています。

ちなみに、この看板に書かれている「落亀」という文字の読み方は「おちがめ」なのか、はたまた「らくき」なのか。SNS上で様々な推測が飛び交っていますが、読み方は決まっていません

イシガメ

イシガメは、公園の斜面の反対側にあるため池に生息していて、園内ではときどき見かけることはあるそうです。

看板を手がけた女性職員(20代)のコメント
「カメが落ちてきたのを目撃したので『「落石注意」と同じような看板を掲示したら面白いかも』と看板を設置しました。気軽に作成したものに、予想外に多くの方々から反応をいただいたため、驚きと喜びを感じています。今回の件が、これまで植物に興味がなかった方に少しでも興味を持っていただくきっかけになれば嬉しく思います」
「植物の面白い話ができる職員もいますので、ご来園の際には、お気軽に職員に話しかけてみてください」

水の中を泳ぐイシガメ

広島市植物公園に行った時には、このユニークな「落亀注意」の看板を探してみてはいかがでしょうか。看板を見かけたら、空からカメが降ってこないか、少しだけ注意しながら園内を散策してみてください。