男子2人、女子2人で行われる混合4×400mリレーの決勝に挑む日本のメンバーが発表された。
2大会ぶりに出場し、初の決勝進出を果たした日本は、1走にパリオリンピック™代表の吉津拓歩(27、ミキハウス)、2走に井戸アビゲイル風果(24、東邦銀行)、3走に今泉堅貴(23、内田洋行AC)、アンカーに松本奈菜子(28、東邦銀行)の、予選の1走・今泉と3走・吉津の走順を変えた同メンバーで挑む。
同日予選が行われ、予選は、1走に今泉、2走に井戸、3走に吉津、アンカーに松本の布陣で挑んだ。日本は日本記録を3秒以上更新する3分12秒08の組5着でフィニッシュ。決勝進出条件が各組上位3着と、4着以下でタイムの速い上位2チームのため、この時点では予選敗退かと思われたが、2組2位のケニアが失格になったため、繰り上がりで、初の決勝進出を決めた。
混合4×400mリレーは世界陸上では過去3度実施され、19年ドーハ大会はアメリカが優勝、22年オレゴン大会はドミニカ共和国、23年ブダペスト大会は2大会ぶりにアメリカが制した。日本は、初出場の22年世界陸上オレゴンで、3分17秒31で予選敗退となっていた。