道路の陥没が見つかり一時全面通行止めになっていた広島県廿日市市の国道2号で13日、翌陥没箇所の近くで空洞が見つかり、再び通行止めになっています。
広島国道事務所などによりますと12日午前、広島県廿日市市宮島口西の国道2号で道路が陥没。陥没箇所にトラックのタイヤがはまり、動けなくなりました。周辺では通行止めを実施。工事が終わり、翌13日午前5時に解除されていました。
しかし、13日午前に業者から「近くで道路が下がっているのではないか」と連絡を受けました。広島国道事務所が、午前11時から片側交互通行にして道路を掘削。すると陥没箇所からほど近い場所に空洞が見つかりました。陥没のおそれがあるとして、午後2時すぎから再び通行止めにしました。
警察によりますと、居住地がある人などを除き、国道2号の大野支所北交差点から阿品駅東交差点までの約5.5kmを通行止めにしています。解除のめどはたっていないということです。
空洞の大きさは、長さ約5.2m、幅約3.9m、深さが1.9m。現在現場では復旧作業が進められています。
※画像は広島国道事務所提供