今回、日本バスケットボール協会が立ちあげた「生涯バスケ部」。誰でも大好きなバスケットボールに障害なく取り組め、スキルアップを目指せる環境を提供するプロジェクトです。
その第1弾として、全国の応募の中から指導者不足に悩んでいた糸満市「CUBE」が選ばれました。
▼木村嗣人コーチ
「それを見て何が違うのか。見て真似をするってすごく大事だから。真似るって上手くなるために絶対必要だから」
指導にあたるのは、元Bリーガーで、現在3×3の選手でもあるプロバスケット選手、木村嗣人さん。
熱のこもった指導を見せますが、特徴は練習中、子どもたちが手に持っているタブレット端末。そこには、憧れのプロ選手のプレーと自分たちのプレーを比較する動画が。これは、今回のプロジェクトに賛同したソフトバンクが提供する「AIスマートコーチ」と呼ばれるスポーツDXサービス。
自分とプロ選手のフォームを比較し、数値化することで、より分かりやすく体の使い方を理解することができます。
ー誰のフローターと比べているの?
「河村勇輝選手」
ー比べると分かりやすい?
「上手い人と、何が違うかが分かりやすい」
▼保護者
「指導者のいないところだと、余計こういうのがあるといいなと思います。これからはこういう時代になってくるんですよね。もう海外だと使っていると聞くので、これからだと思います」

プロジェクトでは、実際に体育館で指導が行われるのは月に1回。その他、週に1回はリモートによるオンライン練習が行われ、指導者が体育館に来られない中でも、AIスマートコーチを活用し、練習の質を高めています。