県石油商業組合によるガソリン価格の調整疑惑をめぐり、長野県は12日、組合が示した再報告に関し聞き取りを行いました。


聞き取りは、ガソリン価格を事前に調整していたカルテル疑惑を巡り、組合側が2日に提出した2回目の報告書が「不十分」として行われました。

聞き取りは非公開で、組合が再発防止策として示したコンプライアンス委員会などについてより詳しく説明を求めたということです。


組合は県に2回目の報告をして以降取材に応じていません。

県産業政策課 渡邉雅道課長:「県民の皆さまが納得できるように、石商の皆様が自ら直接会見を開くなどして、県民に説明をしていただくという部分もお願いしたいと申し上げた」


県は、12日の内容を精査し、必要があれば追加の聞き取りも検討するということです。