5年で1億円…削減効果は大きい

岡崎市ではいま約4人に1人が65歳以上の高齢者です。今後、さらに増えると予想されますが、87歳の祝い金を廃止することで、年間約2000万円を削減できると言います。

(中根課長)
「今後同じように事業を続けていくと、5年で1億円(の削減)になる。削減効果は大きいと考える」

今年度からの87歳の祝い金廃止について、岡崎市民は…

(82歳)「残念ですね。年金生活者だから1万円は大きい」
(87歳)「ことしから良いものがなくなるとか昔から運が悪い世代」
(60代)「(削減分は)孫の世代のために使ってほしい」

岡崎市は現在、99歳以上を対象とした「敬老祝金」を廃止する予定はないということです。

(中根課長)
「『敬老祝金』を廃止したとしても、元気な高齢者が増えることに力を入れたい」