消費者庁は、通販大手の「ジャパネットたかた」がウェブサイトで不当な二重価格表示をしていたとして措置命令を出しました。

景品表示法に基づく措置命令を受けたのは、長崎県佐世保市に本社を置く通信販売会社「ジャパネットたかた」です。

公正取引委員会によりますと、「ジャパネットたかた」は去年、自社のウェブサイトで販売していた「特大和洋おせち2段重」について、セール期間終了後に通常価格で販売する計画がないのに早期予約キャンペーンと銘打ち、1万円値引きした1万9980円で販売すると表示していました。

消費者庁はきょう、「ジャパネットたかた」に対し、今後、同様の宣伝を行わないことなどを求める措置命令を出しました。

「ジャパネットたかた」は7年前にも、エアコンの販売価格の表示をめぐって措置命令を受けています。