JR中央東線の辰野支線(旧線)で12日早朝、車両の不具合が確認されたことから一時運転を見合わせ、普通列車5本が運休または部分運休しました。

JR東日本長野支社によりますと、午前6時17分ごろ、中央東線の辰野支線の塩尻駅と辰野町にある小野駅の間を走行していた、松本発辰野行きの普通列車に車両の不具合が見つかり、小野駅で点検を行いました。

このため、塩尻駅と辰野駅の間の上下線で、午前7時58分まで運転を見合わせました。

不具合が見つかった列車に乗っていたおよそ40人の乗客にけがはなく、タクシーなどを使って運んだということです。

この影響で、上りの普通列車3本と、下りの普通列車2本の合わせて5本が、運休または部分運休したほか、下りの普通列車1本におよそ1時間20分の遅れが出ました。

合わせて400人に影響が出たとしています。

不具合は、列車の運行に必要な圧力装置に関するものだということで、JRで不具合の原因などを詳しく調べています。