寺の趣きをいかしながらアート作品を飾った展覧会が、青森県つがる市で開かれ、訪れた人を楽しませています。

つがる市にある弘法寺は、600年以上の歴史を持ち、“西の高野山”と呼ばれています。

寺では、3年前から「津軽のアートをお寺から」と題した展覧会を開いていて、今回は県内で活躍する作家10人の作品約300点を展示しています。

入り口では、板画家・棟方志功の没後50年を記念した作品が出迎えるほか、寺の趣きをいかしながら「ねぷた絵」や現代アートなど様々な作品が展示され、訪れる人を楽しませています。

弘法寺 白戸旦実 副住職
「昔から寺は地域のコミュニティーの場であり、場所と機会を提供できればと始めた。様々なジャンルが集まり、不思議と調和が生まれ、訪れる人もそれぞれの感性で芸術を楽しんでいる」

「津軽のアートをお寺から」は10月19日まで開かれ、9月23日の弘法寺 秋の例大祭では、アート作家が御朱印を描くイベントも行われます。