SNSで投資をもちかけられた愛媛県新居浜市の男性が、あわせておよそ600万円あまりをだまし取られる被害に遭いました。
警察はSNS型の投資詐欺事件とみて捜査しています。

警察によりますと、被害にあったのは愛媛県新居浜市内に住む40代男性会社員です。
男性は、今年5月中旬SNSで株投資を呼びかける投稿を見つけ、投資家を名乗る日本人男性が指南役の投資グループに登録したということです。

その後もやり取りをつづけ、今年6月には、アシスタント役を名乗るアカウントとやり取りするようになり、「メンバー全員が一斉に売却することで、確実に利益を得ることができる」などと言われました。

男性はこれを信用し、指定された投資サイトに登録したうえ、6月23日から先月17日までの間、9回にわたって、インタ―ネットバンキングを使い、指定された口座にあわせておよそ635万円を振り込み、だまし取られたということです。

利益を出金できないことを不審に思った男性が警察に相談し、11日に被害届を出しました。警察は、SNSを使った投資詐欺事件とみて捜査しています。