SNSで知り合った女性を殺害して車を奪った罪に問われた男の裁判で、最高裁判所は被告の上告を棄却し、無期懲役が確定することになります。
最高裁から棄却の決定を受けたのは、住所不定・無職の田畑悠也被告(33)です。
田畑被告は2020年SNSで知り合った当時35歳の会社員の女性の車を奪うため、車内で女性の首にシートベルトを巻きつけるなどして窒息死させ、遺体を垂水市海潟の土手に遺棄した強盗殺人などの罪に問われていました。
一審の鹿児島地裁は強盗殺人と死体遺棄罪をそれぞれ認定して無期懲役の判決を言い渡し、その後、福岡高裁宮崎支部も一審判決を支持しました。
田畑被告は判決を不服として上告していましたが、最高裁は今月8日付けで上告を棄却しました。これで田畑被告の無期懲役が確定することになります。