2025年度、宮城県内の公立小中学校に通う子どもの数が、どちらも過去最少を更新したことが文部科学省の調査で分かりました。小学生は31年連続、中学生は4年連続で過去最少を更新しています。

文部科学省が実施した学校基本調査の速報値によりますと、2025年5月1日時点の宮城県内の小学校に通う児童の数は、前年度より3168人減少して10万3294人となり、42年連続で減少しました。これは1948年の調査開始以来、最も少なく31年連続で過去最少を更新しています。

また、宮城県内の中学校に通う生徒の数は5万5597人と前年度に比べ462人減少し、4年連続で過去最少を更新しました。このほか、小中学校の数は553校と前年度に比べ11校減少しました。