どうやって緻密な作品を?

加藤さんは、どうやってクレヨンとクレパスで、緻密に美味しそうに描くことができるのでしょうか。

加藤さんのクレヨンとクレパス

加藤さんが用いるのは、55色のクレヨン・クレパスをカッターナイフと爪楊枝。

クレヨンで下塗りをし、クレパスの先をカッターナイフでほんの少し削っては塗り、爪楊枝で微調整し…を果てしなく繰り返すといいます。

クレヨンとクレパスの違いは、柔らかさ。
クレパスのほうが蜜蝋の含まれる量が多く、色がつきやすいそう。

パンのふわふわとした柔らかさ、少し水分がしみ込んだ様子が伝わってくる

加藤さんの描いたサンドイッチは、具の質感の違いが見事に表現されています。

パンも、ふわふわとした柔らかいところ、少し乾燥して硬そうなエッジ、きゅうりの水分がしみ込んでしっとりしたところ。
匂いまで伝わってきそうです。