ゲームの裏でデータも

ゲーム内部で1時間ごとに各種作業者の生産数を集計。時間当たりの平均値や最高値、ランキングなど、業務進捗の把握にも一役買っているのです。

導入した会社では、1週間で導入前と比べ生産性がおよそ8%向上。中には18%アップした人もいるなど、楽しみとともに、成果ももたらしています。

和歌山の会社でも…

6年目の作業者
「以前はやっぱり黙々とただ単に商品を通してただけで、正直なかなか時間が経つのも遅かったりしてたんですけど、やるだけやった分だけ家が建っていくので、それを目標として、ちょっとでも1枚でも多く生産数をあげられるようにしています」

工場の責任者
「この機械をやっていただいてる部署の方々っていうのは、やめてる方って正直いないんですよ。やらされてるのがなくなってきてるっていうのが、一番嬉しかった」

問い合わせが増えているこちらの業務用ゲーム。仕事と楽しさの両立を目指す取り組みは続いています。

日昌電気制御 神藤代表
「楽しんで(仕事)生産するというのが、社会的に許されてくるとですね、かなり製造業向けのゲームというのは発展するんじゃないかと感じています」