iPhoneは高すぎる? 2008年は2万3000円代…今や10万円超に

井上キャスター:
iPhoneはいつから高くなったのでしょうか。
2008年は2万3000円でしたが、これでも「高い」と報道されていました。このとき、まだ「0円携帯」などがある時代でした。「iPhoneが3万円弱するんだ、高いな」というところからぐんぐん跳ね上がって、今や10万円を超える価格になっています。

日本の世帯年収の中央値は、ほぼ変わっていません。むしろ、2008年以降でいうとちょっと下がっていますが、iPhoneの価格は上がり続けています。10万円くらいするものを皆さんが購入する時代になりました。(iPhone価格「モバステ」参考 厚生労働省『令和6年国民生活基礎調査』より)

スマホユーザーの使用率は「iPhoneユーザー」52%、「Androidユーザー」47.4%、「その他」が0.6%となっています。(対象者500人 ALL CONNECT調べ)元々は、iPhoneが強かった日本ですが、今、半々ぐらいになっているということです。また、平均の購入価格はAndroidが5万7810円、iPhoneが10万7017円です。(MM総研調べ)

年代別でiPhoneユーザー率をみてみると、60代だとiPhone以外の方が多いですが、20代では7割ぐらいがiPhoneになっています。(対象:各年代100人 ALLCONNECT調べ)

20代:iPhone 68% iPhone以外 32%
30代:iPhone 57% iPhone以外 43%
40代:iPhone 42% iPhone以外 58% 
50代:iPhone 52% iPhone以外 48%
60代:iPhone 41% iPhone以外 59%

蘭丸さん、やはり周りはiPhoneですか?

岸谷蘭丸さん:
iPhoneじゃない人、ほぼいないですね。僕の周りは基本的にiPhoneだし、MacBookも相当多いですよね。「みんなが使っているから」というのは、すごく大きいです。あと、iPhoneの画質とAndroidの画質って、ちょっと(違いが)わかるんです。

例えばSNSに上がっている写真をみると「多分Androidだな」というのがわかるんですよ。色味とか、iPhone独特の広角があってiPhoneっぽい画質に僕らは慣れちゃってるんです。

井上キャスター:
iPhoneを使用する理由を調べたアンケートでは「使い慣れている」が71.2%、「友人など使用者が多い」が9.6%になっています。(対象:260人 ALL CONNECT調べ)

他にも「さっきの写真、エアドロで送って」となったときに、Androidだとちょっと気まずいということもあるようです。

高柳光希キャスター:
このために、iPhone使ってるまであります。

岸谷蘭丸さん:
やはりそうだと思います。

高柳キャスター:
iPhoneをくっつけただけで送れますからね。すごく便利です。