10日、長崎市で酒店や飲食店関係者など酒のプロを対象とした県産酒の商談会が開かれ、県内の蔵元など18社がこだわりの酒を売り込みました。

日本酒や焼酎の蔵元が加盟する長崎県酒造組合が初めて開いた商談会。組合に加盟する蔵元に加え、県内のワイナリーやどぶろく醸造所など18社が出展し、こだわりの酒をプロたちに売り込みました。

(長崎県酒造組合 長野哲也 理事)「県産酒(日本酒・焼酎)が20%しか県内の方に飲まれていないというのがありまして、ぜひもっと広く、身近に感じてほしいというところを抱えてこういった展示会。深い良い話しができて、お取引につながっていければなと。」

麦焼酎発祥の地・壱岐の山の守酒造場が3月に発売した「ゴールド一洲」は、かめ貯蔵の「一洲」とは異なり、樫樽で貯蔵。華やかな香りが特徴です。こちらは、平戸市の福田酒造が自社栽培の山田錦で仕込んだ日本酒です。

(試飲した人)「軽やかで、食とも合わせやすそうな感じで。温度帯でもすごく遊べるような感じで」

(飲食店関係者)「どういうお酒仕入れようかなみたいな参考にすごくなるので、とても助かります。お客様に提供する時に(商品について)お話ししやすくなるので、とてもいいですね。」

会場には多くの飲食店関係者らが訪れ、試飲しながら各蔵元のこだわりなどに耳を傾けていました。