長野市でインフルエンザの患者が急増し、県は流行期に入ったとして注意を呼びかけています。
今月1日から7日までのインフルエンザ患者は、全県の平均で1医療機関あたり1.47人で流行の目安となる1.00人を上回りました。去年より2か月ほど早い流行入りです。
保健所別の患者数は長野市が6.31人と突出して多く、次いで松本が2.17人でした。長野市保健所によりますと、市内では8日までに、4つの学校でインフルエンザによる学年閉鎖や学級閉鎖となりました。
一方、新型コロナの感染者は、1医療機関あたり9.51人と2週ぶりに増加しました。保健所別で最も多いのは、上田の16.0人次いで長野の14.0人などとなっています。
■かからないようにするために(長野県のリリースより)
・外出後には流水、石けんによる十分な「手洗い」を行う。手指消毒も効果あり。
・室内は適度な湿度を保つ。こまめに換気する。
・体の抵抗力を高めるために十分な休養を取り、栄養にも気を配る。
■うつさないようにするために
・マスクの着用を含む咳エチケットを心掛ける。
・発熱やせきなどの症状がみられる場合には外出を控えることを検討。