ドラマ「下町ロケット」など人気作品にも出演した、福島県天栄村出身の俳優・和田聰宏さんが、9日、ふるさとを訪れ、ワークショップを開きました。

表情豊かに演技をするのは天栄中学校の生徒たち。これは、演劇の創作や発表を通じて表現力をつけるワークショップで、中学2年生41人が参加しました。
講師を務めたのは、天栄中学校出身でドラマ「下町ロケット」など人気作品に出演した俳優の和田聰宏さんです。

去年から始まったこのワークショップ。参加した生徒の中には、そこで培った表現力を生かし弁論大会で優勝したという人も。
去年参加した生徒「英語弁論大会での暗唱部門で表現やジェスチャーが生きました」
生徒たちは、ゲームを通じて体を動かした後、小道具などを自由に使いながらグループに分かれて3分間の劇を創作し、披露し合いました。
和田聰宏さん「役者になってほしいとかそういうことではなく、表現することを通して、大人になったときにコミュニケーションは必要になってくるので、自分を表現できる人として歩んでいってほしい」
参加した生徒「こうしたらもっとよくなるんじゃないかなということを改善して、良い発表にしようというやりとりをしました」
ワークショップは、10日まで行われます。
