プロ野球・広島東洋カープの元ピッチャーで、100勝100セーブを達成した"レジェンド"大野豊さんが、28日、母校を訪れ後輩たちを指導しました。


大野豊さん
「以前から母校に来たいという中で、母校の校長先生から電話があり、ぜひ来てみていただけないかと」

大野豊さんは島根県出雲市出身の67歳。
1977年、ドラフト外で広島に入団し、22年間の現役生活で148勝138セーブを挙げた日本球界のレジェンドです。

今年4月から、月に1回ほど母校・出雲商業の指導に当たっている大野さん。

学校行事の振替休日だった28日、大野さんは、選手の個性を生かしながら、より強いボールを投げられるような身体の使い方をピッチャー陣に教えていました。

出雲商業 福原陽南斗投手
「いい刺激にもなりますし、指導していただく中でいろいろな課題を克服できることが多くなったのでいいと感じています」

選手からの質問にも丁寧に応えていた大野さん。
母校の後輩たちの「夢達成」に向け、プロで得た経験を伝え、これからも指導を続けていきたいとしています。

大野豊さん
「自分の好きなことを思う存分しっかり仲間と力を合わせながら、いろんなことを学びながら成長していって欲しいなと」