大阪市の立体駐車場でベビーカーが転落し、乗っていた生後6か月の女の子の赤ちゃんが頭の骨を折るなどの重傷となる事故が起きました。(「news23」9月9日の放送より)
突然車を乗せた台が動き出し… 転落した赤ちゃんは頭の骨を折る重傷
9日正午ごろ、大阪・梅田の近くにある機械式の立体駐車場で、「1階からベビーカーが落ちた」と通報がありました。
機械式立体駐車場は車を「パレット」と呼ばれる台の上に停め、機械で駐車スペースまで移動させるもの。

警察などによりますと、当時、母親は車を台の上に停め、ベビーカーに乗った生後6か月の娘とともに外に出ようとしたところ、何らかの理由で入口のシャッターが閉まり、閉じ込められたといいます。
その後、係員がシャッターを開けようとしたところ、突然台が動き出し、赤ちゃんを乗せたままベビーカーが床下に転落したということです。

現場を見ると、台が動き始めると床下に大きな空間ができることがわかります。
この下に落ちたとみられるベビーカーと赤ちゃん。およそ10分後に救助され、病院に搬送されましたが、頭の骨を折るなど重傷を負いました。
警察が事故の原因を調べています。