愛媛県松山市に住む40代の男性会社員が、SNSを通じ知り合った人物から投資話を持ち掛けられるなどして、約920万円をだまし取られました。

警察によりますと、男性会社員は今年6月、SNSを通じて知り合った日本人女性を名乗る人物から「友人が、暗号資産を取引するアプリの運用会社を経営している」「あなたも、そのアプリで投資してみないか」などと持ち掛けられました。

これを信じた男性は指示に従い、アプリで指定銘柄の暗号資産を購入し、今年7月1日から17日までの間に計約575万円を、アプリに表示されたアドレスに送信したということです。

すると、アプリ上で自身の暗号資産の価値が大きく上昇していたことから、日本円に換金しようとしたところ、女性から「換金には税金がかかる」「追加購入する必要がある」などと言われたため、さらに約345万円の暗号資産を購入し、それぞれ、だまし取られたということです。

男性会社員は、換金の手続きがうまくできないことで不審に思い、警察に相談して事態が発覚したということです。

警察はSNS型投資詐欺事件として、捜査しています。