■プラスチックの進化に、リサイクルが追いつけない!
プラスチックは、ポリエチレンやポリプロピレンをはじめ200種類以上あります。
しかし、異なる種類を混ぜると再生できなかったり、質が大幅に落ちたりするのです。また、プラスティックは品質の向上で洋服、自動車、建物の材料など生活の至る所で使用され種類が増えてきました。このため、プラスチックがリサイクルしにくくなっているのです。

MSC 麦谷貴司社長:
「(プラスチックの)過剰品質のスピードが速く、リサイクルが成長していない。その差が大きい」

仙台市で家庭から出る廃プラの処理工場では、最新の識別装置が導入されていますが、マテリアルリサイクルの率は半分ほどに留まっています。
MSC 麦谷貴司社長:
「再生する能力がないのに、過剰品質のものを作ることに間違いがある」
プラスティックの進化にリサイクル技術が追い付かなくなったのには理由があります。