■廃プラスチックのリサイクルが進まないワケとは?
廃プラスチックのリサイクルには、異物を取り除き再生プラスチックを作る「マテリアルリサイクル」や、廃プラを焼却し熱など回収する「サーマルリサイクル」など3つあり、リサイクル率は▼86%です。しかし、本来、推進するべき「マテリアル」は、2割強にすぎません。

「サーマル」について去年、国は先進国の基準に合わせリサイクルとみなさない方針を示しました。このため、さらなるマテリアルリサイクルが求めらる状況になっているのです。では、なぜマテリアルリサイクルが進まないのでしょうか?
MSC 麦谷貴司社長:
「再資源化は何でもプラスチックを溶かせば、再生製品になるわけではない」