保育士の担い手不足が課題となるなか、青森県は9月16日に保育従事者の相談窓口を設置して、メンタル面での支援をはじめます。

9日は、県や八戸市から担当者が集まり青森県待機児童対策協議会が開かれ、県内では、保育所の利用を希望する児童すべてが利用できるため、待機児童は「ゼロ」となっていることが説明されました。

一方で、県内で保育士の資格をとりながら県外に就職する人は約4割いて、3年前から10ポイント程度あがっていて、保育士の担い手不足が課題となっています。

県私立保育協会 佐藤洋子 理事
「保育士の人材不足が喫緊。青森市は(講習を受けて子育て支援をする)子育て支援員を認めていない中核市。いくら募集しても、お金を出して民間で対応しても、(保育士が)本当に来ない・いない状態」

保育士の資格を持つ人の県内定着率を上げるため、県は9月16日に保育従事者の相談窓口を設置し、メンタル面を支援する取り組みをはじめます。