赤く染まった月「ドラゴンボールのように見えた」
「赤い月が『ドラゴンボール』のように見えたんです。幼少期から鳥山明先生の『ドラゴンボール』が大好きだったので、その影響だと思います。そこで2023年に制作した洗濯バサミの龍を思い出し、一緒に撮影することを思いつきました。龍はもともと2024年の辰年に合わせて制作したものですが、空の表情が面白い時などに、たびたび撮り直している作品です。」(洗濯バサミフォトグラファー・岡本なうさん)
撮影は一眼レフカメラ。複数の画像を重ねて、1枚の画像にする「多重露出」機能を使用。「カメラ1台の機能の中で表現に挑戦することにこだわりがある」と語ります。また、洗濯バサミで被写体を作ること自体を目的としているのではなく、撮影することで、「洗濯バサミフォト」という作品に仕上げているということです。
その背景にあるのは「洗濯バサミの魅力をわかりやすく伝えたい」という思いだとか。