東南アジアから“逆輸入”の遊び場
『イオンモール 幕張新都心店』(千葉市)の屋上にある「スカイパーク」では、噴水とじゃぶじゃぶ池で水遊びOK。利用料は無料です。

さらに、屋内の店が並ぶ広い通路には、木で作られた遊具や滑り台などがある「もくいくひろば」や、柔らかいマットで小さい子どもを遊ばせることができる「マットの遊び場」も。

他にも、扇風機がずらっと並び大きなクッションでまったりできる休憩スペースなど、施設内にはさまざまな“無料クールスポット”が設置されています。

また、別エリアにあるイオンファンタジー『ちきゅうのにわ』は、ボールプールやスライダー、砂場やおままごとなど10のエリアがある有料のプレイグラウンドです。

【料金・60分】※会員価格
▼こども⇒平日1200円/休日1500円/1day1800円
▼おとな⇒平日600円/休日700円/1day1800円
『イオンファンタジー』広報・圓藤芙美さん:
「フィリピンなどASEAN地域で展開していたプレイグラウンドのノウハウを、日本に今回“逆輸入”した」

東南アジアなどでは年中暑く、治安上の心配があるため屋内施設で子どもを遊ばせるのが一般的。そこで、“酷暑化”が進む日本に、出店を加速させているのだといいます。

検索アプリも充実「近場の涼」
大人も一息つけるクールスポットは家の近所にも。

『ウエルシア薬局』では、全国483の店舗を「クーリングシェルター」に指定し、熱中症対策の避難場所として開放。各店舗に熱中症対策アンバサダーの資格を持つ従業員が配置され、アドバイスもしてくれます。
こうしたクールスポットを簡単に見つけたいという人におススメなのが、総合ナビゲーションアプリの『NAVITIME』。

自治体が指定している「クーリングシェルター」「クーリングシェアスポット」を全国1万3000件程度検索でき、地図上に現在地周辺の“涼スポット”を表示してくれます。
さらに、日陰を歩くルートを案内してくれる「日陰優先」などの嬉しい機能もあり、利用者は2024年の5~10倍に増えているといいます。

まだまだ続く暑い日、近場で涼をとるのもいいかもしれません。
(THE TIME,2025年9月9日放送より)