「暑くて子どもを外で遊ばせられない…」と悩んでいる人必見。“公園をモールの中に作ってしまおう”という動きが広がっています。
屋内に「公園」や「デジタル遊び場」
ショッピングモールの中に、白い砂がブクブクと動く不思議な“砂場”に、木製の大きな“滑り台”―

屋内に約60坪の「砂場(滑り台)エリア」を設けているのは、『イトーヨーカドー アリオ北砂店』(東京・江東区)にある体験型おもちゃ売場「TOYLO PARK」。

エリア内には大きな砂場と、浮き輪に乗ってすべる滑り台が2つ。

他にも、砂の粒子を空気の力で持ち上げることで、砂がまるで水のように動く「流動床の砂場」では“異次元の砂遊び”ができるなど、暑さを避けて思う存分公園遊びができます。

【砂場(滑り台)エリア利用料】
▼子ども:平日(無制限)600円/土日祝(30分)800円
▼保護者:一律300円
30代母親:
「外だと危ないものが落ちていないかとか、なかなか裸足にさせてあげられない。こういう所だと整っているので裸足にさせやすい」
20代母親:
「洋服が汚れない。外の泥と比べると洗濯も楽だし、こういう所だと抗菌済みだったりするのでそういうとこも安心かな」

さらにTOYLO PARKには、ARなどの最新テクノロジーを使った施設『TOYLO PARK powered by リトルプラネット』もあります。

数万個のボールに投影される光の波紋が子どもたちの動きに合わせて水面のように絶えず変化する「ボールプール」。
砂遊びにプロジェクションマッピングを合わせ、砂で山をつくると森ができ、掘ると水が出るように見え、リアルな地形が作れる「AR砂遊び」。

他にも自分で描いた絵でレース対決ができるゲームなど、10種類のアトラクションが楽しめます。

【子ども料金・30分】
▼4~12歳⇒平日700円/休日960円
▼2~3歳&中・高校生⇒平日500円/休日720円
そして家族連れで大賑わいなのが、約8000種類を取り扱う広いおもちゃ売り場。背の低いイスやテーブルが置かれたスペースがいくつもあり、実際に売られているおもちゃで好きなだけ遊んでOK。しかも無料です。

30代母親:
「おもちゃのバリエーションがすごくて、片っ端から遊んでここで1日潰せる」
こうした施設の設置は、店側にもメリットが。
『イトーヨーカ堂』山幡耕司さん:
「来店動機を『買い物』から『遊びに行く』に変える。客数および売上は前年対比1.5倍くらい増えている」
