去年7月、同居する母親の首を包丁で切りつけ殺そうとしたとして殺人未遂の罪に問われている女の裁判員裁判が8日、松江地方裁判所で始まり、女は「殺意はなかった」と一部争う姿勢を示しました。

初公判があったのは浜田市の無職の女(52)です。被告は去年7月5日午後6時半過ぎ、同居していた当時78歳の母親の首に殺意を持って刃渡り12.5センチの出刃包丁で切り付け殺そうとしたとして、殺人未遂の罪に問われています。

母親は近くの親戚の家に逃げ、全治2週間のけがをしました。