「予報円」当たっているの?

9月5日に上陸し突風被害などをもたらした「台風15号」で見てみます。

9月4日午前6時発表の進路予想図を見てみると、予報円は宮崎県を通って、四国地方へ。そのまま東の海上へと抜けています。

実際の経路を重ね合わせてみます。台風の中心は宮崎県沿岸から高知県沿岸を通っていてき、その後、愛知県や静岡県の沿岸をかすめるようにして太平洋へと抜けていました。予報円の範囲内でしたが、ギリギリ北側を通過していたことがわかります。

また、7月に発生した台風5号を見てみると、予報円は宮城県、岩手県をかすめるようにして北上して北海道の東側を通過しています。実際の台風の中心とほぼ一致していました。予報円の精度は上がっているといいますが、一方で、予測とズレたケースもあります。