石破総理は、7日、記者会見を開き、正式に辞任する考えを表明しました。
総理続投を示唆していた中での突然の退陣について、宮崎県民の声、そして、県選出国会議員の反応を取材しました。
(石破総理 7日の会見)
「私は自由民主党総裁の職を辞することといたしました」
7日の記者会見で正式に辞任を表明した石破総理。石破総理の退陣について街の人は…
(街の人)
「石破さんを応援してたから、今までにない首相だし」
「私はもうちょっとやってほしかったですね。トランプの言いなりにならないですからね、抵抗しましたものね、かなりね」
「正直、誰がなっても今の状態だったら、そんなに自民党は変わらないのかなという感じはするんですけど」
「みんなが納得するような人が選ばれればなと思います」
また、県選出の自民党国会議員は。
(自民党宮崎県連会長 古川禎久衆院議員)
「辞任表明があって(党の)分断を回避することができたことは良かったと思っている。新しい連立の枠組みを形にできるリーダーを選ぶ、この責任があると思っている」
(自民党 江藤 拓 衆院議員)
「総理を辞任するということは極めて重くて厳しい判断だったと思うが、今後の自民党はこれからがまた一つの正念場だなと思っている」
(自民党 松下新平参院議員)
「(総裁選)前倒しの投票までいかなかったこと、退陣で判断したことはギリギリだったが良かった。総裁選挙を通じて一枚岩になって、内外の課題に取り組んでいきたい」
一方、野党の国会議員からは、政治空白を作ったなどと厳しい声が聞かれました。
(立憲民主党 渡辺 創 衆院議員)
「(7月の)参議院選挙で、国民の皆さんの政治の現状に対する意思は示された。3ヶ月近い政治空白を作るというシナリオを事実上選んだと思うので、このことの責任は自民党はしっかり意識すべきだと思っている」
(国民民主党 長友慎治衆院議員)
「地方創生に対する思い入れの強い総理が、辞任されたことについては非常に残念な思い。(地方創生に)強いリーダーシップを発揮できる方が総理になってほしい」
(立憲民主党 山内佳菜子参院議員)
「まだまだ物価高対策など、国民の皆さんが待ち望んでいる政策が形にならないままの辞任表明ということは、非常に残念であるというふうに受け止めています」
自民党は、石破総理の後任を決める総裁選について、党員投票も含めた形式で行い、9月22日告示、10月4日投開票で最終調整しているということです。
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